人工妊娠中絶の方法
人工妊娠中絶の方法
母体保護法における人工妊娠中絶の適用と判断された場合に取られる中絶の方法は以下のとおりです。
薬剤(メフィーゴ®パック)を用いる方法:妊娠初期(妊娠63日(9週0日)以下の場合)
・ミフェプリストン錠という薬剤とミソプロストールバッカル錠という薬剤の投与を受けて行う方法です。
手術による方法
(1)妊娠初期(12週未満)の場合
・子宮内容除去術として掻爬法(掻爬法、内容物をかきだす方法)または吸引法(器械で吸い出す方法)が行われます。
・子宮口をあらかじめ拡張した上で麻酔をして、器械的に子宮の内容物を除去する方法です。
(2)妊娠12週〜22週未満の場合
・子宮口をあらかじめ拡張し、子宮収縮剤で人工的に陣痛を起こし流産させる方法をとります。
・個人差はありますが、体に負担がかかるため通常は数日間の入院が必要になります。