薬の投与を受ける前にご確認いただきたいこと
薬の投与を受ける前にご確認いただきたいこと
この薬の投与を受ける前に、この薬の危険性や有効性、投与を受けるにあたり必要な対応について十分に理解できるまで
説明を受けて下さい。説明にご同意頂いた場合にこの薬の投与が開始されます。
この薬の投与や中絶達成の確認のため、「メフィーゴ®パックの投与を受ける方へ」の3~4ページの薬の投与方法と
スケジュールを含め、指定医師の指示に従って来院等の対応をして下さい。
異常が認められた場合には、この薬を処方した医療機関に連絡して下さい。連絡先について、必ず指定医師から説明を
受けて下さい。
この薬の投与を受けた後は全例で子宮出血があらわれ、一定期間継続します。また、まれに失神等の症状を伴う重度の
子宮出血が起こることが報告されています。
子宮出血により貧血が悪化するおそれがあるため、重度の貧血のある方は、必ず指定医師に伝えて下さい。
この薬の投与を受けた後、全例で下腹部痛が起こります。
子宮内膜炎などの感染症があらわれることがあります(頻度不明)。
子宮内避妊用具(IUD)(FD-1等)又はレボノルゲストレル放出子宮内システム(IUS)(ミレーナ)を使用中の人はこの薬の
投与を受ける前に除去する必要があります。必ず指定医師に伝え、指示に従って下さい。
この薬の投与後は、緊急時に医療機関に速やかに来院できるように、指定医師の指示に従って遠方への外出は控えて下さい。
なお、この薬の適切な使用体制のあり方が確立されるまでの当分の間、2剤目(ミソプロストール)投与後から、
入院又は外来であっても胎嚢が排出されるまで院内待機が必須となります。
現在使用している薬がある方は、この薬を投与できない場合もあることから、現在使用している薬等を指定医師に伝えて
下さい。(詳細は「メフィーゴ®パックの投与を受ける方へ」 の5ページを確認して下さい。)
ミフェプリストン及びミソプロストールは、投与を受けると乳汁中に移行することが認められています。
授乳をしている場合は、事前に指定医師に相談して下さい。